さくら館には、障がいのあるもしくは発達が気になる未就学児から高校生の子どもたちが通ってきています。敷地内には建物が2棟あり、広々としたお部屋や落ち着ける学習訓練室、個室など、活動部屋は計10部屋あります。また、思いっきり走れる芝生広場や果樹園・畑もあり、豊かな自然の中で四季を感じることができます。療育は一人ひとりの特性に合わせ、子どもたちの持つ力を最大限に引き出せるようなプログラムを提供しています。
さくら館は子どもたちへの支援だけでなく、保護者支援も大切にしています。児童発達支援センターとして関係機関とのつながりを大切にしており、ライフステージに合わせた相談・支援を行い、必要に応じて社会資源やサービスの紹介ができるよう心がけています。

さくら館の特色

おひさまの光がたくさん入る明るい館内は、バリアフリーで木のぬくもりが感じられる温かい造りです。大きいお部屋にはパーテーションもあり、活動内容やグループの人数に合わせて部屋の広さを変えることができます。
また広い果樹園では、みかんや栗、ぶどうの木を育てています。秋の収穫に向けて子どもたち、職員力を合わせてお世話をしています。

さくら館の一日

タイムスケジュール

年間行事

こんな事に力を入れて取り組んでいます

個別学習訓練・言語訓練

子どもと職員が1対1で療育を行います。個別に立案された課題を通して、言語や認知、手先の操作などの指導を行い、力を伸ばしていきます。吃音等ことばの発達面で心配があれば、必要に応じて言語訓練を受けることができます。

年1回のキャンプ

児童発達支援に通っている年長児を対象にした《さくら館キャンプ》、学童期の児童を対象にした《あおぞらキャンプ》を実施しています。

保護者交流会

月1回主に児童発達支援を利用している保護者を対象に交流会を実施しています。お話のテーマは、就学相談や子育ての悩み等さまざまです。保護者同士のつながりの場のひとつとして活用してほしいと考えています。

栄養まんてん☆愛情たっぷりの手作り給食

栄養士がバランスの良いメニューを考え、毎日給食を作っています♪苦手な食べ物も少しずつ口にできるように工夫しています。

福津子ども発達センター・さくら館が目指していること

どの子どもたちも、内に秘めた可能性をもっています。生まれて数年の子どもたちに障害がある、あるいは他の子どもたちと違う、と感じ、それを受け入れることは、並大抵のことではありません。長い時間をかけて、子どもたちの本当の良さを受け入れ、家族と一緒に前を向いて進んでいくために、最初の出会いがさくら館でよかったと言ってもらえる施設であり続けたいと思っています。

児童発達支援管理責任者　G

さくら館は子どもたち一人ひとりの個性を尊重すること、気持ちに寄り添い共感すること、ほっと安心できる場所、温かい環境作りを心掛けています。たくさん笑って、たくさん泣いて、元気に楽しい時間を過ごしてほしい、それが私たち職員の願いです。一人ひとりの思いをしっかりと受け止め、職員も一緒に思いっきり楽しむことを大切にしています。その中で、子どもたちが抱える課題に向けたアプローチを行い、”苦手な野菜を食べれるようになった””お返事ができるようになった”など、一人ひとりの「できた！」を引き出していくように努めています。子どもたちの成長の早さにはいつも驚かされます。たとえ小さな「できた！」も見逃さないように子どもたちと過ごしていきたいです。未就学の時からさくら館に通っている子どもたちも高校卒業と同時にさくら館も卒業します。卒業後も”さくら館が好き”と思ってもらえるような施設を目指していきます。

児童発達支援管理責任者　M