今年もやってまいりました、昭和学園の夏祭り!
今年はコロナ禍と猛暑を避けるため、参加者は昭和学園の利用者と職員のみ、
会場は玄洋会の施設であるゆうゆうプラザの館内で7月30日に開催しました。
毎年人気のかき氷や射的に加え、新たに綿菓子やピンボールなどの6つの模擬店に、
職員・利用者の出し物、イントロクイズ、じゃんけん大会、盆踊りなど大いに盛り上がりました。
初出店となった綿菓子のコーナーは、利用者が職員とじゃんけんをして勝ったらもう一本というルール。
甘いものが好きな利用者にとっては絶対に負けられない戦い・・・。
白熱の真剣勝負の末、見事勝利を収めた利用者は綿菓子を両手に満面の笑みを浮かべていました。
射的コーナーにひょうひょうと現れたのは70代の男性利用者Yさん。
おもちゃの銃をスッと持ち上げて肩に当て、鋭い視線で的を狙う姿はまさにゴルゴ13!
玄洋会のゴルゴに景品のゼリーを渡そうとしましたが、
「甘いものは好かん」と、ひょうひょうと去って行きました。
Yさん、渋過ぎです(笑)
職員も回答者として参加したイントロクイズでは「ルビーの指環」や
「壊れかけのRadio」などの懐かしめの曲を中心に出題されたため、
お手上げ状態の若手職員を尻目に利用者が次々と正解していました。
中には1,2秒聞いただけで手を挙げて答えたり、答えの代わりに自分の好きな歌の
曲名を発表したり、名回答珍回答が飛び交い笑いの渦が巻き起こっていました。
昭和学園は入所施設。コロナ禍により利用者は帰宅はもちろん外出も最小限にとどめて
自粛状態が続いています。
そんな中で夏祭りでの利用者の弾けんばかりの笑顔や歓声、全員の大きな拍手で
最後を締めることができたことで、職員もそれぞれに充実感を得ることができたのではないでしょうか。
来年こそは、コロナ以前のように全事業所が集い、保護者や地域の方々もお越しいただいて
盛大に夏祭りが開催できることを祈るばかりです。