9月23日秋分の日、昭和学園「西の丘」にて秋のお彼岸参りを行いました。
「西の丘」は昭和学園の敷地内にある小高い丘の上にあり、
ここからは玄界灘や世界遺産の新原・奴山古墳群を見渡すことができます。
この西の丘に建てられている御祠堂には、
亡くなられた利用者のご家族や元利用者、元職員をお祀りしています。
銘々の命日には祠堂まで足を運んでいますが、
お盆(8月)とお彼岸(3月、9月)には、こうして皆で一緒にお参りをしています。
中には、手を合わせている時に涙を流す利用者さんも。
職員も思わずもらい泣きをするような場面もありました。
お参りを終えるとお供えをしたおはぎをいただきます。
大好きなおはぎを頬張る顔は幸せそのものです!
天高く馬肥ゆる秋!
でも、中には甘いものが苦手な方もいて
「ぷんっ!」
と言って帰ろうとしちゃうことも…。
最後には
「よかったね!」といって最高の笑顔と共に上手に歌を歌ってくれました。
「親亡き後」というのは避けられない心配ではありますが、
昭和学園にご家族を偲んで手を合わせる場所があるということは、
保護者の皆様もほんの少し安心していただけるのではないでしょうか。
みんなが手を合わせてお参りしている姿を見て、
毎日、みんなの笑顔が絶えないのは、
日々ご先祖様に守られているのだなということを感じる一日でした。