初老センター長のつぶやきVol.22
「沖縄の空の下で感じた『心理劇※』の可能性」
1月10日、11日の2日間、沖縄国際大学で開催された「日本臨床心理劇学会沖縄大会」に、当センターの職員と一緒に参加してきまし
た。
冬とはいえ、沖縄の柔らかな空気は、日々の喧騒を少しだけ忘れさせてくれる心地よさがありました。
今回の学会で、私は「発達支援ニーズのある子どもへの心理劇(サイコドラマ)」のワークショップを担当しました。
身体で語り、心でつながる心理劇とは、単なる「劇遊び」ではありません。
子どもたちにとっては、言葉では表現し尽くせない想いを解き放つ「身体的自己表現の場」です。
ワークショップでは、自分の内側にある世界をのびのびと表現し、それを他者と分かち合う体験を参加者の皆さんとすることができ
ました。
ひとつのイメージを共有し、共鳴し合う瞬間は、まさに「心が動く」時間だったと感じます。
私が何より大切にしたいことは、まずは自分のイメージを自由に表現すること。
その瞬間に、自分が何を感じたかという「実感」を味わうこと。
心理劇に「正解」や「不正解」はありません。
彼らの中から湧き出てくるイメージをそのまま受け止める。
そのプロセスこそが、成長の大きな糧になるのだと改めて確信しています。
これからの療育に活かしていくために、一緒に参加した職員とも、移動の合間に来年は実践したことを是非発表しようね」と話し合
いました。
2人とも大きな刺激をもらった2日間でした。
まだまだ勉強の毎日です!
※「心理劇」とは参加者が即興で役割演技を行い、自分の感情や問題を具体的に表現しながら自発性や創造性を高め、自己理解を深
める集団精神療法です。
