新職員研修初日と2日目の午前中までは座って講義を聴く
インプット中心の内容でしたが、
2日目の午後に実施したグループワークではテーマに沿って
それぞれが意見を出し合い、まとめていくというアウトプットが中心になります。
テーマは「入職して取り組んでみたいこと ~よい支援とは~」。
3つのグループに分かれ、一人ずつ取り組んでみたいことを発表し、
それがどう「よい支援」につながっていくのかをみんなで考えます。
「まずは利用者さんの名前を覚えたい」
「働きながら勉強して資格を取っていきたい」など、
積極的に声が飛び交っていました。
「よい支援とは」「そのためにどうすべきなのか」というのは
この仕事を続けていく上で永遠のテーマと言えるかもしれませんが、
この日のこの研修がその第1歩になったのではないでしょうか。
4日目には心理劇を行いました。
心理劇は、参加者がテーマに沿った演技をすることで自然な自己表現を発揮させる
集団心理療法の一つで、福祉の現場でも実践されています。
…と言っても何をするのかわかりませんよね💦
実際、新職員研修で「どんなことするんだろう・・・」と参加者の表情の緊張感が
毎年最も高いのがこの心理劇なんです。
というわけでまずは自己紹介と簡単なゲームで緊張をほぐしたところで
「行ってみたい場所」をテーマにそれぞれの演技で表現してもらいました。
ディズニーランド、旭山動物園、エッフェル塔など、それぞれの個性豊かな表現を見て
みるみる笑顔があふれていました。
4日間の研修内容は多岐にわたるものでしたが、
特に福祉系の学校以外から入職する職員から、
「知識も何もなくて不安でしたが、研修を通して福祉の仕事に関する
いろんな話を聞いたり、同期入職のみんなと話したりできたので、
今は『早く仕事してみたい!』という気持ちになりました」
という感想が聞こえてきました。
かなり気が早いですが、来年もたくさんの新職員のキラキラした瞳に
出会えるのを楽しみにしています!
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